ジョアン・ミロ Joan Miro 1893〜1983 |
スペイン生まれ。バルセロナで学び、1918年最初の個展を開く。'19年パリに出、ピカソ、モーリス・レイナルらと交友を結ぶ。また'24年ブルトン、アラゴン、エリュアールと知り合い、シュルレアリスムのグループに加わる。'37年パリ万国博覧会でスペイン内戦に抗して描いた壁画の大作「刈り入れ人」を発表。'40年以降は、星、女、鳥等の象形文字的造形を用い、幼児的天真爛漫さと絶妙な技術の結びついた私的絵画を製作。版画、彫刻、陶器にも優れた作品が多い。'54年、ヴェネツィア・ビエンナーレで版画国際賞を受賞。 |