本を通じて地域の知的生活向上に貢献し
人の歴史と未来の足取りに寄与します

ご挨拶

衣食住と同じように 
生活に欠かせないものとして読む

10代のように
端から読破することがあれば
20代の人のような
肩のチカラを抜いた読み方もある

ビジネスマンに 読書が仕事の活力を与える
かと思えば一遍の小説が青年の生き方の
指針を与え人生を変えたりもする
書物には そんな大きな引力があると思える

数値では表せない”感動”という
エネルギーを詰め込んだ『本』というもの
私たちは 本の力を信じている

人は本を読み そこからコンコンと
湧きいでるエネルギーが
人文 自然 社会という科学を
より豊かに育ててきたと考えている

森羅万象あらゆる事象が
『本』の中に体現されている

マスコミやITは その情報は電気を利用し
多方面に速く広がるメリットがあるものの
内容が一方通行で時に断片的でもあり
後から可変し削除されたり
偏向した視聴率主義が 仇となったことは
歴史が証明している

『本』はどうであろうか?
この自然エネルギーは スローではあるが
行間に隠された余韻を感じたり
ページをめくるたびに次の展開を想像したり
時に反省や疑問を感じて戻ったり

そう 主人公の背景や著者の
見解と意識を交換する
そうすると 向き合う相手の立場を
思うこころが育ち
そこには思いやりが生まれて・・・
そんな読書文化があるところには
平和が育つのではないだろうか?

情報入手の手段はマスコミでもITでもいい
しかし 多数決定の民主主義が置き忘れがちな
少数多様な意見を 共有し残す という意味でも
本の役割は とても重要だ

歴史を共有し未来を想像し
理性を育て 感性を磨き
知的生活の向上を目指すには
『本』は欠かせない